執事喫茶、その名は・・・ 「アザゼル、今日は前から言っていた"あの場所"に行くぞ」 「わーいやっとなの!」 今日は日曜日、外はぽかぽかいい天気・・・でもこの場所だけは違った模様。 「ここー?」 「うむ。さて入るか」 そう言ってアザゼルと呼ぶ小さな女の子を連れた女性はドア横のテーブルに向かい、ベルをとってチリンチリンと鳴らしました。 それは周囲に紛れる程とても小さな音しか鳴りませんでしたが、とてもきれいで澄んだ音でした。 鳴らし終わったベルをテーブルに置くと同時にドアが開き、執事達が2人を迎え入れてくれました。 「お帰りなさいませ、お嬢様」 そこは女性にとっては何度も通い慣れた場所。 「だんだん板についてきたな」 と店員の一人に声をかけるぐらいの常連客。 「うれしくねぇー!」 「弟よ、いいからお嬢様方にお品書きをお見せするんだ」 その言葉を聞いてはっと我に返った青いネクタイの店員は渋々テーブルに向かい 「お嬢様、本日のお品書きとなっております」 かすかに笑みを浮かべながら持っていたメニューをテーブルに並べ、厨房へと下がっていきました。 笑みと言っても営業スマイルな訳ですが、そんな事は女性にはお構いなし。 「よし今度はお持ち帰りのバッグを持ってくるからな!」 「入る訳ねぇ!」 「心配するな、ちゃんとミルクもある」 「いやそれ関係ないし・・・」 そこで隣に座っていたアザゼルが言いました 「関係あるよー?だってお店の名前があれだもん」 「HAHAHA、まあそうだな」 アザゼルの頭をぽんぽんと軽く撫でながらその女性は言いました。 その声を聞いてしまったのか、その直後ぱりーん!と何かが割れたのはご愛嬌。 2人が入ってきたドアの傍にはこんな看板がありました。 "執事喫茶・受難へお帰りなさいませ" メイドになったコールさんと船長の主人を考えてる最中に「執事喫茶とかどうよ!」と言う案が脳内に。 先週の能登らじのせいもあると思うけど、忍者喫茶は特にツボりました。面白すぎ・・・w