「ガロワのダンジョン+」 4階層目 - ブーカの伝説
ガロワのダンジョンでいくつか起きるNPCとのイベントの1つ、デブ猫に付いて行く事で始まる「ブーカの伝説」がようやく始まりました!
今まで何度か付いて行ってたんですが、途中で「あなたは、自分の行為が馬鹿馬鹿しく思えてきた。」等と途中で付いて行くのをやめてたので・・・orz
今日は「無事付いて行った時」のログをぺたぺたと。当然ネタバレになるので、続き以降に隠しておきます@@
5日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■□ ( 474/ 527)
あなたが、いつものように通路を歩いていると・・・
ん?
何かいるぞ?!
あなたは念のため武器を構え、じりじりと進んでいく。しかし・・・
「にゃあーーー」
暗闇の中から聞こえたのは、猫の鳴き声だった。
あなたは武器をしまう。
そして、暗闇からは猫が・・・・
で・・・でかい・・・
暗闇の中から出てきたのは、巨大な・・・というか異常に太った猫だった。
太った猫はあなたを少しも怖がっていない様子だった。
飼い猫なのか?
太った猫はあなたの顔をじっと見つめている。
そして猫は一声・・・
「にゃあ!」
と鳴いた。
猫はくるりと方向を変える。
そして、またあなたを見た。
ついて来いって言ってるのかな・・・
あなたは、なぜかそんな気がした。
あなたは、少々迷ったが、デブ猫について行くことにした。
6日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 527/ 527)
あなたはデブ猫のあとについて歩いている。
デブ猫はどこへ向かっているのだろうか?
もしかして、単なる散歩なのか?
あなたは、自分の行為が馬鹿馬鹿しく思えてきた。
どうしよう・・・・?
もう少しだけ・・・
あなたはそう思い、デブ猫の後をついて行った。
7日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 527/ 527)
あなたはデブ猫のあとについて歩いている。
デブ猫はどこへ向かっているのだろうか?
もしかして、単なる散歩なのか?
あなたは、自分の行為が馬鹿馬鹿しく思えてきた。
どうしよう・・・・?
もう少しだけ・・・
あなたはそう思い、デブ猫の後をついて行った。
8日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 527/ 527)
あなたはデブ猫のあとについて歩いている。
デブ猫はどこへ向かっているのだろうか?
もしかして、単なる散歩なのか?
あなたは、自分の行為が馬鹿馬鹿しく思えてきた。
どうしよう・・・・?
もう少しだけ・・・
すると、デブ猫は小さな横穴に入っていった。
あなたはその横穴をのぞく。
中は暗く、ランタンの光もとどかない。
あなたは少し迷ったが、その横穴に入っていった。
その狭く暗い1本の通路は、どこまでも続いているようにあなたには思えた。
ランタンの光は、すぐそこまでしかとどかず、デブ猫の姿は見えない。
もどろうかな・・・
そんなことも思ったが、あなたは進み続けた。
そして・・・
その通路の終わりは、一つの扉だった。ランタンの光で確認すると、それは鉄製の頑丈な扉だった。
あなたはランタンの光で辺りを照らす。
他には何もなかった。あのデブ猫もどこにもいない。
あの猫はどこへ行ったのだろう?
ずっと1本道だったのに・・・
もしかしたらこの扉の先に・・・・
でも、こんな重そうな扉、猫が一匹で開けれるわけは・・・
・・・・・
とにかく、この扉を開けよう。
あなたはそう思い扉のノブに手をかけ、そして、開いた。
9日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 527/ 527)
そこは・・・
そこには、奇妙な光景が広がっていた。
扉の先には沢山の猫たちがいた。
いろんな、いろんな猫がいた。
耳の長いの、しっぽが短いの、白いの、グレーの、毛深いの・・・・
そして、猫たちは皆2本足で立っていた。
猫たちはあなたのことをじっと見ていた。
あなたは、どうしていいかわからず、扉の前に立ちつくしている。
「勇者だ・・・」
1匹の猫がそうつぶやいた。
それを合図に猫たちが騒ぎ始める。
猫たちはあなたを見て、
「勇者だ!伝説は本当だったんだ!神様万歳!」
そんな言葉を叫びだした。
あなたは、それを聞きよけいに混乱した。
すると一匹の老猫が、あなたの前に進み出て言った。
「勇者様。ブーカの国によく来てくれました。」
あなたは、ますます混乱した。
10日目( 地下 2階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 527/ 527)
「そうです。あなた様こそ伝説の勇者様なのです。」
老猫は静かに言った。
あなたはお茶をすすりながらその言葉を聞いた。
あなたは、扉をくぐり、その老猫に連れられてこの部屋までやって来た。
その部屋は、すごく豪華な調度品や家具で飾られていた。置かれたテーブルはあなたには小さかったが猫たちにはかなり大きなモノだった。その上には豪華な食事が並んでいた。
部屋には窓がついており外の様子が見える。
外は田園が広がっていた。そして青空が広がっていた。
ここはダンジョンの中だというのに・・・
部屋の中には、あなたと老猫以外に2匹の猫がいた。1匹は宝石のついたマントを羽織り、頭に冠をかぶっていた。もう一匹はドレスを来ており、体のそこかしこに、高そうな宝石のついた装飾品をつけていた。老猫の説明によると、その2匹はこのブーカ(猫妖精)の国の王様とお妃様だそうだ。そして老猫はこの国の宰相であり、司教だそうだ。
あなたは自分の置かれた状況を頭の中で再整理してみる。
しかしながらうまく整理できない。あなたは老猫に再度説明を求めた。
「そうですか。まあ、無理もありませんな。ではもう一度説明しましょう。」
老猫は静かに言った。
「我がブーカの国には伝説がございまして・・・
『ブーカの国が危機を迎えるとき、
扉を抜け、異世界より勇者が現れる』
まあ、要約するとそんな感じです。
ブーカの国は、今、危機を迎えておりまして、
我々は勇者の出現を待っていたわけです。
そして、あなた様が現れた。」
あなたはちょっと待つように、言った。
自分は勇者などというモノではなく単なる冒険者だと告げる。そして自分がここに来るいきさつを説明した。
「おお!まさに伝説通り!間違いなく勇者さま・・・」
猫のお妃は感激の声を上げた。
老猫は説明を付け加える。
「あなた様が入ってきた扉を、我々は異世界の扉と呼んでおります。伝説では、あの扉を通り勇者様が現れるとされております。だから皆、あの扉の前で待っていたわけです。
それに、あなた様を導いたという太った猫・・・
伝説でもやはり太った猫が勇者さまの導き手になることになっております。」
あなたは、自分が勇者であるかどうかと言う問題を棚上げにして、話を進めることにした。
あなたは2つのことを質問する。
1つめは危機とはいかなるものか?
2つめは一体自分に何を期待しているのか?
老猫は静かな口調で答えた。
「魔王が現れたのです。魔王はこの国で最も大切なモノを盗んで、異世界へと消えていきました。
大切なモノとはこの国の姫様であります。
王家の血が、この国から存在を消すとこの国は滅んでしまう。
そういう伝説があるのです。
そして王家の血を引くのは、ここにおられる陛下をのぞけば姫様だけ・・・
もし伝説が本当なら遠からずこの国は滅んでしまいます。」
またもや伝説である・・・あなたは思った。
しかしながら王はまだ健在なのだ。お妃までいる。別にもう一人子供を作ればすむことではないか・・・もちろん自分の娘がさらわれてしまったことは、気の毒だし大事であろうが、国が滅ぶうんぬんは避けられるだろう。もちろん伝説が本当であればだが・・・
王はそれを聞くと少しうなだれ、王妃は下を向く。
「勇者様・・・それは残念ながらできません。王はご病気でもう子供が作れぬ体なのです。」
老猫はあなたに耳打ちした。
そうか・・・それは悪いことを言った・・・
あなたの頭にまた1つ疑問が浮かぶ。
魔王はいったい何の目的があって姫をつれ異世界へと旅立っていったのだろう?
どうせなら姫をテコにこの国を支配してしまった方が良いのではないだろうか?
「魔王の目的は姫様だけなのです。
姫様はそれはもうお美しい方で、魔王も一目で虜になりました。
そして魔王は、姫様をただ自分だけのモノにしようと思ったのです。
国のモノでも陛下やお妃さまのモノでもなく、タダ自分だけのモノに・・・
はじめ魔王はこの国の全てを破壊し、根絶やし、そして姫様と二匹だけのセカイにしようとしたのですが、それは命をかけ、姫様が止めました。
魔王はそのかわり姫様をさらい、異世界へ旅立ちました。そこで二匹だけのセカイを作るために・・・
もちろん報酬の方はたんまりと・・・」
老猫は話し終えると、あなたをじっとみた。
あなたは目をつむり考える。
この猫たちは、あなたに『勇者となり、異世界に行った魔王から姫を救い出す』ことを望んでいるのだ。
もちろん、そんなこと引き受けるつもりはない。
第一、異世界ってどこよ?
どうやって顔も知らない猫と魔王を捜せと言うのだ?
「それはわかりません。伝説はそこまで書いてありません。
書いてあるのは、ただ・・・
異世界より勇者様が現れて、神器を携え、国の危機を救うとだけ・・・」
神器?
それは初耳だった。一体それは?
「伝説によると勇者様は、王家に伝わる神器、正宗、月光、稲葉、猫耳、を身につけ魔と戦うと・・・・
しかしながら、魔王もこの伝説は重々承知しております。だから手下共に神器を盗ませました。
今、神器は1つもございません。どこにあるのかもわかりません・・・」
あなたは少し自嘲気味に笑った。
あなたは、どこにあるかもわからない神器とやらを捜し、どこにあるのかもわからないセカイに行き、見たこともないネコの為に魔王を倒す。
無理だ・・・
あなたは、はっきりと告げた。
3匹の猫たちは、がっくりと肩を落とした。
「でも伝説では・・・・」
老猫は弱々しい声でしゃべり始めた。あなたはそれを制した。
もし、伝説が本当であり、自分が勇者だとしたら自分の意思とは無関係に伝説は達成されるだろう・・・
「なるほど、そうとも考えられますな・・・
勇者様が、それを望んでしたのか、それとも望んではいなかったのに結果的にそうなったのか・・・
伝説では一言も触れられてはいませんからな。」
老猫の言葉にあなたは頷いた。
「では、我々は伝説を信じ、ひたすら待つことにします。」
老猫の言葉に王も王妃も頷いた。
あなたは入ってきた扉を、抜けた。
そうすると、あのダンジョンに戻っていた。
それにしてもめちゃくちゃ長いですなorz
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